教えて、タニタさん!数値との上手な付き合いかた

〝いまの生活習慣が、未来のカラダをつくる!次のライフステージをどう生きたいか、ヴィジョンを持つことが大切。〟

健康や身体バランスに関心の高いヨギー達ですが、いままでヨガの練習を通じて「体感」という感覚値を目安に心身の健やかさを判断してきました。しかしここ数ヶ月に渡る『はかろうキャラバン』では"体組成計という客観的な数値で自分の状態を知る"という新しいアプローチに多くの反響が寄せられています。それでは、その数値という結果と今後どうやって付き合っていけば良いのでしょうか?『健康をはかる』本家、株式会社タニタさんにお話を伺ってきました。

アジア先進国でワーストワン 日本人女性の4人に1人が「低体重」の危機に!?

― 現在、都内近郊のスタジオを巡りながら、測定結果についてヨギーのみなさんにお話を伺っていますが、多くの方にとって「体脂肪を減らすこと」と「筋肉の左右バランス調整」が、練習のモチベーションに繋がっているようでした。日頃の練習の成果でしょうか、みなさん揃って体脂肪率が少ないことに驚きました! ヨガをやる方は、健康に対する意識が高い方ばかりなんでしょうね!素晴らしいことだと思います。でも実は・・・女性の体脂肪が少ないことが危機的だといわれています。最近の若い女性は痩せている方が多くて、残念ながら、日本女性はアジア先進国のなかで低体重のワーストワン。体脂肪には人間の生存に関わる大きな役割があり、女性ホルモンの分泌を正常に保つ働きも担っています。ですから、女性は体脂肪を減らし過ぎない方が、美と健康のために良いのです!欧米や欧州ではBMI(※)の低いモデルさんを広告に起用しないなど、低体重の問題をとても深刻に受止めています。
(※BMI(Body Mass Index)とは、身長からみた体重の割合を示す体格指数)

体脂肪の役割/体脂肪が少ないと起こる問題
日本人女性の「体脂肪が少なくて危機的」な状況は、近年産まれてくる赤ちゃんの体重に大きく影響しているといわれています。最近、日本で産まれる赤ちゃんの平均体重は3000kg以下、そして小さな赤ちゃんを産む、お母さんの特徴は、みなさん共通して痩せていらっしゃいます。ヨガで呼吸法を学び、身体を鍛えて筋力や柔軟性があるのは大変素晴らしいのですが、妊娠中にお母さんがお食事の制限をしてしまうと、お腹の赤ちゃんも低栄養の環境にさらされてしまいます。そして、低栄養にさらされた胎児は、『今の時代は飢餓』と判断し、省エネタイプの身体を作り産まれます。しかし、実際、お腹の外に出てみるとそこは飽食の時代。周りの大人から「大きくなるように沢山食べなさい!」と言われて、急に栄養を与えられても、血管や臓器が耐えられず、それが将来、生活習慣病のリスクに繋がるといわれています。そのことがいま世界的な問題となっており、欧米や欧州は様々な対策をしています。その対策は、妊娠する前から必要です。そこで弊社は、"健康で美しい成人女性には、適度な体重と体脂肪が必要である!"ということを啓蒙しています。
(タニタの体脂肪率(女性:18から~39才)は「21%以上35%未満が標準」という判定域を設けています)

― なるほど、体脂肪が少なすぎてもだめなんですね。実は、初耳でした・・・。たしかにいまの若い人たち(特にヨギーたち)は痩せている方が多いと感じます。いままで「脂肪=悪いもの」という固定概念があったので、体脂肪が増えたら大変!という意識で管理をしていました。妊娠出産という大仕事を控えているお年頃の女性には、とても気になる内容のお話ですね。それではこちら「Aさん(30代女性)」の測定結果シートを見ながら、もう少しお話しを聞かせください。


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